ETIC.横浜

事務局ブログ

2013.07.05

エレベータピッチ ‐30秒で人の心を掴むスキル‐

みなさん、はじめまして!

6月末からETIC.で働くことになりました関根です。これからどうぞよろしくお願い致します。

 

さて、早速本題ですが、昨日は、東京大学アントレプレナー道場に行ってきました!

その中で、受講生が「エレベータピッチ」という課題に挑んでいたのですが、今日は、その中で学んだこと、感じたことについて書いていきたいと思います。

 

まず、講義の中で受講生に以下の課題が与えられました。もし良ければみなさんも一緒に考えてみてください。

①あなたは、現在、シリコンバレーで起業準備をしています。

②事業構想は固まっているものの、起業資金が足りず、頭を悩ませています。

③そんなある日、とあるビルのエレベーターで投資家と遭遇!

④これはチャンスと思ったあなたは、投資家に投資をお願いしようと考えました。

⑤投資家が目的の階に着くまでの時間は、約30秒。

さて、この状況において、あなたであれば、30秒以内にどのようにして、投資家に自分の事業に興味を持ってもらいますか?というのが課題でした。

何をどうやって話そうか非常に悩むところだと思いますが、受講生は、「事業内容は〇〇です!」、「こんな製品を開発しようと思ってます!」、「こういった方法でターゲットとする人にアプローチしたいと思います!」などなど、事業の成功を裏付ける要素を中心に話を展開する人が多かったと思います。

 

このアクティビティは、題名にもあるように「エレベータピッチ」と呼ばれているものです。

発祥は、米国シリコンバレー。日に何十件も投資案件に目を通す忙しい投資家たちに、起業家たちが少ない時間で、自分たちのビジネスプランをアピールします。つまり、偶然訪れたチャンスを確実にものにするためのものです。

 

さて、上で挙げたような説明は、一見すると投資の話をする上で落としてはいけない要素のようにも思えますが、残念ながら、上のような説明を行っても、30秒で投資家は興味を持ってくれないということを講師の広石氏は指摘します。その上で、30秒で投資家の興味を引き付けるポイントとして、以下のものを挙げていました。

①30秒という短い時間の中おいては、話の聞き手に「この人のやることはなんかおもしろそうだ」という気持ちを持ってもらうことが重要。

②そのために、人から「共感」を得られる要素や、人の価値観に訴えかけるサプライジング・ファクトを話に盛り込むことがポイント。

 

私たちが伴走させて頂いているソーシャルビジネスは、いかに人から共感を得られるか、理解者を増やせるかということが、事業の命運を左右するビジネスだと思っています。

また、ソーシャルビジネスは、社会的課題の解決を目標にビジネスを展開するものですが、社会的課題であると認識されていいはずのものが、課題として 認識されていないケースも多々あります。

こういったことから、ソーシャルビジネスは、いかに人から共感や理解を得られるような話を提供できるかということが、非常に重要なセクターであると思います。

我々も、色々な方にソーシャルビジネスについてお話しさせて頂く機会がありますが、ビジネスに対する共感と理解を得るために、エレベータピッチのスキルを磨いていくことの必要性を強く感じた一日となりました。(関根)