ETIC.横浜

インタビュー

2015.06.01

「大学時代、多様な価値観のぶつかる地域の現場に身を置いて見えてきたこと」~横浜まちなか留学のススメVol.1 ~

 

 

学びのカタチや学びのフィールドがとても多様化している現在。
ETIC.横浜では、2012年から、横浜のまちを舞台にした「地域未来創造型インターンシップ」という、
プログラムを実施しています。

受入企業、インターンでの仕事内容によって、得られる経験が異なるのは言うまでもありませんが、
それに加えて、挑戦するフィールドがまち地域であるという要素も重要だと私たちは思っています。

まちや地域というローカルな世界で得られる経験は何か?


本シリーズ「横浜まちなか留学のススメ」では、横浜のまちをつくり、動かしているリーダーへの
インタビューを通じて、この問いに迫っていきたいと思います。

今回、お話を伺ったのは、「子育てをまちでプラスに」を合言葉に、ママたちが、仕事と子育てを
両立できる環境を、まちぐるみでつくろうと活動しているNPO法人こまちぷらすの森祐美子さんです。

大学時代に新潟で過疎地域の活性化のためのプロジェクトを担い、まちづくりの楽しさを知った森さん。
東京から人を呼び込む取組を進める中で、行政や住民の枠を超えたまちづくりに必要なことを学んだといいます。

大学卒業後は、トヨタ自動車()に入社。海外営業(香港)を担当し、世界の名だたる車メーカーが
しのぎを削る現場での仕事を経験します。その後、同社を退職後、2012年にこまちぷらすを立ち上げ、
横浜市の戸塚を中心に活動を展開しています。

そんな森さんに、大学時代に地域での経験の中で、その後の人生に活きているものは何かを聞いてみました。
森さんは、自身の経験を踏まえて、「身に着いたものはEQ ()領域の力かもしれませんね」と言います。


EQは、分かりやすく言えば、「心の知性」をはかる指数です。具体的には、人間関係を
うまく構築する力であったり、自分の心をコントロールする力、他人の話をうまく聞く力などが
挙げられます。なお、EQに対して、「頭の知性」をはかる指数が、こちらはおなじみのIQです。
うまく仕事を行うには、IQよりもEQ領域の力の方が重要とも言われます。(当然かもしれませんが)

まちや地域を舞台に何か取り組みを進めたりする過程では、時として、地域の中で様々な価値観や考えを
持った人や組織との議論や対話が発生する場面があります。


森さんは、「多様な価値観がぶつかり合う中で、いかに互いの距離を縮め、その中でいかに良いものを
つくっていくかを考えた。それらの経験が海外営業をしていたときにも大変役立ちました」と話してくれました。

そんな経験を積んだからこそ、現在、地域内外の多くの人や組織を巻き込み、地域の課題解決に向けた、
大きな力を生み出せているのではないかと思います。 

 森さん                              ※ 写真は、同法人が運営するこまちカフェでの森さんの1ショット。

森さんは、613日に開催される「インターンシップcafe inYOKOHAMA」の基調パネルトークにも
ご登壇されます。

このイベントは、横浜で活躍する起業家、企業経営者から、直接インターンの内容について話を
聞ける場となっています。森さんからより詳しい話も聞ける場となっていますので、ご関心のある大学生、
大学院生はぜひお越しください。

●インターンシップcafé in YOKOHAMAの情報はこちらから
http://kanagawa.etic.or.jp/cafe/