ETIC.横浜

事務局ブログ

2011.11.02

ソーシャルビジネスを志す方に共通して求められる行動特性とは?

みなさま、こんにちは。
横浜社会起業応援プロジェクト事務局の田中です。
早いものでもう11月。
インターン生として、私達のプロジェクトに
加わってくれている浅井くんも、もうすぐ2か月が経ちます。
日々、いろいろな現場に同行してくれており、
頼もしい存在になってきました。
毎週、欠かさずブログをアップしてくれていますので、
皆様、今後も浅井くんのブログにご注目ください。

今日は、
ソーシャルビジネスにチャレンジし、成功を収めているみなさんは
あまねく、「共感を引き出す力に長けていらっしゃる場合が多い」
とつくづく感じていますので、「共感」ということについて、
考えてみたいと思います。

「あなたは一体、何に(どういう結果に対して)責任を持ちたいのか?」
「この事業がないと困る、という人が、どこに何人いるのか?」
「あなたは、なんとなく社会をよくしたいのか、社会を変えたいのか?」

このブログでも何度かご紹介している、
社会起業塾というプログラムの中では、
よく上記のような問いかけが、飛び交っています。

実はこれらの問いかけには、
徹底的に社会課題を取り巻く背景や事実情報を集める中で、
「誰が何といってもこの事業は必要だ」と多くの人に思ってもらえるまで、
徹底的に考え抜きなさい、というメッセ―ジが込められています。

既に事業を開始している場合等、上記のような問いかけは
もどかしく感じたり、退歩のように感じるケースもあるようなのですが
実はこのプロセスが、社会起業家として大成する
最も重要なプロセスであるように私は感じています。

ソーシャルビジネスのスタートアップ資金という意味では
助成金や企業とのタイアップといった打ち手も必要になる場合も多いですし、
人材という意味では、ボランティアやインターン等の
様々な動機の人たちを巻き込むことも必要になります。

つまり、社会課題の訴求と事業プランがシャープであればあるほど、
様々なステイクホルダーを巻き込みやすくなり、
資金調達や人材マネジメントも行いやすくなる、ということ、
そして一般的なビジネスよりも、このことが顕著に求められるのが
ソーシャルビジネスではないか、ということがいえると思うのです。

時代の変化に合わせ、事業の役割やあるべき姿を考え続けていくこと、
そしてそれを適切に他者に、
わかりやすい言葉で伝えることを怠らないこと。

これらは、シンプルですがとても重要な、
ソーシャルビジネスを志す方に共通する、
「共感」を育む行動特性かもしれません。