ETIC.横浜

事務局ブログ

2011.12.01

【いちばんたいせつなことは、目に見えない 12/1号】

こんにちは。横浜社会起業応援プロジェクト事務局の浅井です。

「いちばんたいせつなことは、目に見えない」
フランス人の小説家、サン=テグジュペリ『星の王子さま』の一節に
こんな言葉があります。

この言葉、以前から知ってはいたのですが、
正直、あまりピンとはきていませんでした。
しかし、先日まさにこれを実感することがありました。

これを実感したのは
11月26日土曜日、
ソーシャルベンチャーセンターが主催した
「プロボノによる社会課題リサーチのプロジェクト事例共有会」
でのことです。
これは、NPO法人ETICが東京都と連携して
ソーシャルベンチャーセンターとして運営しているもので
この事例共有会では、NPO法人ETICが過去に携わった
プロボノによるリサーチプロジェクトを事例として取り上げながら、
①あらためてプロボノの魅力に気づく、
②他のプロジェクトの事例を知り取り組み方を学ぶ
事を目的に開催しました。

今回は、横浜のYokohama Changemaker's CAMPリサーチコース
(プロボノプロジェクト)参加者も参加し、
プロボノプロジェクトを動かす際の課題やコツについて
過去の事例から学びました。

事例共有会ではプロボノに詳しい方からのお話があり
「アメリカではプロボノがキャリア形成に役立つ」など
先進事例を共有していただきました。

しかし日本ではプロボノは最近注目されるようになったものの
まだ未発達な段階です。キャリア形成という観点はあまりありません。

ではなぜやるのか?
普段の仕事が忙しい中、貴重な土日や平日の夜、または早朝使って
プロボノをやる理由はなんなのか?

その答えが
「いちばんたいせつなことは、目に見えない」
ということなのではないかと感じました。

プロボノの皆さんには当然それぞれのお仕事があり日々働いています。
本来「働く」とは「傍を楽にする」ことであり
誰かに貢献しているという「目に見えない」実感が仕事のやりがいであったり
すると思います。

しかし、今の日本では、社会に貢献しているという実感を
得られる仕事が少なくなっているのではないでしょうか。

プロボノでの仕事は、全身全霊をかけた社会起業家との協働作業のため
プロボノの参加によって事業が加速している実感が得られます。
その結果、社会問題が解決の方向に繋がり
「社会に貢献しているという実感」が得られる、という点にプロボノの醍醐味が
あります。

それはまさに、「目に見えない」ものを追い続けているということで、
それぞれの仕事がありながらもプロボノに取り組むのは
それだけ「大切なこと」だからではないでしょうか?

そう思い、

「いちばんたいせつなことは、目に見えない」
という言葉の意味が少しわかったような気になった
貴重な体験でした。

浅井