事務局ブログ
2011.12.09
お父さん、住宅展示場に連れてって!
こんにちは、横浜社会起業応援プロジェクト事務局の腰塚志乃です。
今回は、インターン生が企画に奮闘した環境絵日記の
プロジェクトをご紹介します。
みなさん環境絵日記って聞いたことありますか?
実は、横浜市内の1万8千人の小学生のみなさんが夏休みに環境にまつわる
絵日記を書いてくれています。
これは、横浜市内131社のリサイクル事業者で組織されている
横浜市資源リサイクル事業協同組合さんが、小学生のみなさんに
もっと環境への関心や問題意識を持ってほしいと11年前から始めた取り組みです。
この絵日記のしくみはよくできていて、環境絵日記を書きたいと思った
お子さんは家に帰ってお母さんに「リサイクルって何?」と聞くわけです。
そこで、家族で環境について、話題がのぼってみんなで考える機会になる。
また、中にはフィールドワークとして社会科見学や旅行などに
出かけて、この絵日記を書いてくれるお子さんもいます。
このように、家庭で環境問題を一緒に考えるきっかけになってほしい
という願いが、これには込められています。
この環境絵日記の新しい活用方法にインターン生が尽力しています。
通常、夏休みに集まった環境絵日記は、10月末のリサイクルデザイン
フォーラムというイベントで、優秀作品の表彰と展示がされています。
しかし折角1万8千作品もの作品をご応募いただきながら、ごく一部しか表彰、
展示できないので、このイベントのほかに作品を展示してもらえるスペース
はないか、という思いを横浜市資源リサイクル事業協同組合さんは
以前よりお持ちでした。
そこで、去年から住宅展示場さんがお力を貸して下さっています。
みなとみらいにある「横浜ホームコレクション」という展示場の管理会社の
㈱エイトノットアンドカンパニーさんがご協力してくださり、
「環境絵日記2011作品展 in 横浜ホームコレクション」という企画をさせて頂きました。
今年は2回目ということで、インターン生が中心となって企画を
担当させて頂いたのです。
住宅展示場の子供部屋に、家にまつわる環境絵日記の作品を
展示させて頂いています。
展示作品は、下のようにトートバックにプリントしてもらえるのですよ!
うれしいですよね。
作品を見に家族で来場してくださることは、もちろん企業の方も
お喜び頂いていて、普段なら家にあまり関心のないご家族が
お越し下さるのはとても大きな魅力だそうです。
それに実は、作品を見て下さるご家族は、家に関するアンケート
などにもきちんと答えて下さる、とてもありがたいお客様なのだとか。
また、ご家族にとっても、家族そろって出かけるきっかけに
なるということで、とてもよい機会だと思います。
これをきっかけに、様々な企業さんとのコラボレーションで
いろんなシーンで環境のことを考えるきっかけや、
家族のコミュニケーションを深める役割として
この環境絵日記が活躍できたら素敵だな、と思っています。
12/11まで展示されていますので、みなさまも
散歩がてら是非、足を運んでみてください。
17軒の家の子供部屋に、いろいろな子供たちのアイデア
が詰まっていて、見ていてとても楽しかったですよ!
素敵な家もたくさん見られて、
マイホームもいいなあ…なんて思う今日このごろです。