ETIC.横浜

事務局ブログ

2012.03.15

商品への愛着が、顧客の共感を呼ぶ

みなさん、こんにちは。

横浜社会起業応援プロジェクト事務局の田中です。

先日、都筑区の株式会社スリーハイさんをお訪ねしてきました。

もともと私にとっては都筑区というと住宅街や農業のイメージが強かったのですが

スリーハイさんがオフィスを構える東山田には、たくさんの「ものづくり」企業が

軒を並べていてびっくりしました。

スリーハイさんが扱っておられるのは、様々な形状のシリコンラバーヒーター。

たとえばエステの際に顔を温めるヒーターや、オートバイのグリップに使われているヒーター等、

局所的だったり面的だったり、大小さまざまなサイズのヒーターを用途に合わせて

開発・提案できるのがスリーハイさんの強みです。

横浜市から横浜型地域貢献企業や、知財みらい企業としての認定も受けている同社。

社長の男澤社長は、創業者である先代から継いでほしいといわれ、

前職の通信系企業を退職して、現在のポストに2009年より就任されたそうです。

就任当初は、前職と、ものづくりの現場であるスリーハイとのカルチャーのギャップに

驚かれたという男澤社長ですが、

少しずつ自社のWEBサイトやカタログの刷新を図ったり、

風通しのよい社風作りに力を入れられたりする中で、

企業の魅力を伝えるブランド作りに成功されました。

その結果、新規顧客のほとんどが、口コミやWEBを見てのお問い合わせで、

広告やプッシュ型の営業を積極的にしなくても、

毎月の売上がある程度安定するようになったのだそうです。

中でも目をひくのが、WEBサイトのトップページの、

自社製品であるヒーターを、愛おしそうに抱えている社員のみなさんの写真。

まさに、「農家が生産物である野菜を持っているかのよう(男澤社長談)」なイメージで、

このWEBを見たお客様からのお問い合わせ件数が増えるのもうなずけます。
現在、男澤社長の眼は、地域や他のものづくり企業やNPOとのコラボレーションに向いています。

毎年大規模に開催される「テクニカルショウヨコハマ」に「メイドインつづき」というブランドで

都筑区内のものづくり企業が協力して出展しているご縁を活かして、

さらに都筑区内の企業同士の結びつきを強くしていくことをお考えになっているそうです。

息の長いプロジェクトとして、私たちも微力ながらお役に立てていければと思っています。

(写真は、男澤社長。)