Yokohama Changemaker's Camp

募集人数と、共有したい問題意識

募集テーマ1の写真

  • 子育て中でも安心して働ける社会
  • 仕事を続けながら無理なく介護もできる社会

…等、無理なく働き続けられる地域社会づくりにつながるビジネスを推進、発展させていきたいという強い意志を持った方で以下のような事業に取り組んでいる起業家4名を募集します。

想定される具体的な事業例

  • 働き手を地域で支える、保育/介護サービスの提供や、シッター/ヘルパーの育成・サポート・場作り、家事手伝いを行う事業
  • 在宅で働きやすい環境(テレワーク)を整えたり職住近接やコ・ワーキング等の取り組みを推進する事業
  • 企業の雇用環境の多様性(ダイバーシティ)を推進したりワークライフバランスの啓発に取り組む事業。

メンターからのメッセージ

小栗ショウコ氏

認定NPO法人あっとほーむ 代表理事/小栗 ショウコ 氏

子育てや介護など、私たちには大きなライフイベント毎にそれまでの生活を変える機会があります。これまでは多くの場合、女性がそれらに専従するために生活を変えることが当たり前で、誰にも頼れず孤立化し事件や事故につながることもありました。少子高齢化の社会においては、女性だけでなく男性も介護のために離職するケースも増えていきます。

これからの新しい社会を創るために、孤立化解消だけでなく、女性も男性も子育てや介護も含めた自分の人生を楽しみつつ才能や可能性を社会で活かせる環境を、ここ横浜から築いていきましょう。共にステージアップしていける起業家の皆さんとお会いできることを期待しています。

プロフィール
一般企業に勤務後、16年前に横浜市都筑区で保育園のお迎え付き夜間保育&学童保育所あっとほーむを創設。結婚・出産しても働き続けたい女性のために、家族のように子どもを見守る保育を行う。保育事業のほか、大学、企業、行政等での講演やメディアでの発信で働く女性支援を推進。また、16年のスキルとノウハウを提供する子育て支援起業講座を開設し、子育て支援者のネットワークとしておうち保育園(R)協会を立ち上げている。2009年神奈川県子ども子育て支援奨励賞受賞、2014年浜銀総研ビジネスウーマンアワード大賞受賞、2015年横浜市男女共同参画貢献表彰 推進賞受賞。

募集の背景

女性の労働参加と出生率に正の相関関係があることが明らかに!

募集の背景データ1

出展:内閣府男女共同参画会議基本問題影響調査 専門調査会報告書 参考資料図表1より(2012)

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OECD加盟24か国における最新の調査によると、女性が働いても出生率は下がらずむしろ上がる結果が出ています。つまり、女性が働き家庭が経済的な安定を確保することにより、出生率は寧ろ上がるということに注目が集まっています。

日本では「出産による退職」が依然として出産前有職者の62%を占めるほど高いですが、その背景には、①職場の理解不足や多様性受け入れへの許容度の低さによるものと、②働く女性を支える地域のインフラが整っていないことが原因と考えられます。このことは出産育児というライフイベントにおける女性だけの問題に関らず、介護や病気等においても同様で、将来にわたって一人ひとりが望むバランスを追求しながら安心して働き続けられる職場環境と地域作りが、横浜においても大きな取り組むべきテーマとなっています。

横浜で働き続ける上での悩みのNo.1は家事・育児・介護に十分な時間を割けないこと。

募集の背景データ2

出展:女性の就業ニーズ調査(横浜市市民局男女共同参画推進課調べ・2011)

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待機児童数の減少等行政の取り組みによる後押しはあっても、まだまだすべての人が安心して働くことを選択し続けられる社会づくりには課題が山積しています。出産育児や親の介護等、ライフイベントの節目でも安心して働き続けられる町、横浜を作っていくために、どのようなインフラやサービスを整える必要があるのか、また行政や企業と協働して社会課題の解決を目指していける余地があるのかどうか、という点を、今年度参画頂く4名の起業家のみなさんと一緒に掘り下げることで自分達の事業ステージも上げつつ、未来の横浜に向けた取り組みや社会への提案を、試行錯誤しながら形作っていけたらと考えています。

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