インターンシップ体験談

2代目学生!経営者修行インターン

企業と地域の関わり方を考えた7か月間の経営者修行

原尚史(はら なおふみ) さん

大学・学年:早稲田大学3年生(当時)/ インターン先:大川印刷/ インターン期間:2013年2月~8月

 

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将来、長野にある実家の会社を継ぐことを考え、大学を休学し臨んだ7か月間。

インターンを終えて、原さんにどのような心境の変化があったのか、またこの「地域未来創造型インターンシップ」の魅力等についても伺いました。

Q.今回のインターンシップに挑戦したきっかけを教えてください。

就活を控えてこれからどうするかについて考えたとき、将来実家を継ぐことは決めていました。しかし、そのために何をしたらよいのか、また地域企業や経営者のイメージが分からずにいました。さらに、田舎は人間関係がとても濃い場所なので、その中で会社をやるにはどうしたらよいのか、ということに迷いもありました。そういったことを中高の同級生でETIC.を通じて休学インターンをしていていた友人に相談をしました。そこで、横浜のインターンシッププログラムの大川印刷を紹介されたことがインターンに挑戦するきっかけとなりました。

あと、就活の前に「働く」ということを実際に体験したいという気持ちもあり、せっかくやるなら休学して全力でやろうと考えました。

Q.インターンで自分が進めたプロジェクトは何ですか?

大きく分けて3つあります。まず、NPO法人五つのパンのインターン生、西口さんと一緒に「なかまちだい帖Story Book」を作成したことですね。仲町台には子育て世代の世帯が、地方から親を呼び寄せ、コミュニティから孤立してしまう「呼び寄せ高齢者問題」があります。そこで、商店街と高齢者を繋ぐために、仲町台の歴史や店舗情報、そのお店の方々の想い等をまとめた冊子作りを行うプロジェクトを行いました。

二つ目は、株式会社ネオ・エモーションのインターン生、本間さんと共同でネオ・エモーションさんの社内報作りを行いました。もともと、大川印刷では社外の方々にもお配りする「CSRの和」という社内報を作成していました。それが会社のビジョンや社員さんの取組みが良く伝わると評判がよく、そのノウハウを活用しながらネオ・エモーションさん版の社内報を作るお手伝いをしました。中でも印象的なエピソードがあります。「これから会社をどうしていきたいですか?」という質問に対するコメントを現場の店長さんたちにお願いしました。すると、お店によってはそのコメントが従業員さん、アルバイトさんを含めた全員から届き、驚きました。また、本間さんが会ったことのない社員さんから、「あの社内報を書いているインターン生だね。」と声をかけられたように、どんどん社内報という媒体が、会社の中でのコミュニケーションツールの一つになっていることを実感しました。このプロジェクトに関わることで、大川印刷について考える機会にもなりました。これが3つ目のプロジェクト「社内報のパッケージ化」へつながりました。大川印刷で手掛けてきた社内報作りのノウハウは実は、他の企業さんへも活用して頂ける財産だと気付いたのです。そのため、このサービスをパッケージ化し、他の企業へそのノウハウを提供できるようにしようと思い、実現させました。

Q.インターン前と後で、どのような変化がありましたか?

実は今まで実家を継ぐことに対して、とても後ろ向きでした。それが前向きに変わったところだと思います。親は「大学までは好きにしていいけど、将来継ぎなさいよ」っていう感じで、長男だし仕方ないかなと思っていました。今回、家業を継ぐための修業という目的で7か月間インターンシップに臨む中で、ことあるごとに「家業を継ぐためにやっています」と言っていました。そう言っていると、本当にそういう気持ちになってくる。言葉にすることで実家を継ぐっていうものが、自分の中ではっきりしてきました。そのうちに、インターン中に大川印刷のどういうところを見なきゃいけないのかということを考えるようになりました。例えば、社長が会議であえて発言しない。なぜだろう、と考えたときに、社員さんとか上司の人たちに考えさえるためだと自分で気づいたり、少しずつ行動や考え方が変わってきたと思います。

Q.インターン中、1番のターニングポイントはいつでしたか?

 最初の2か月は、社長同行や営業同行、工場研修、大川印刷がどういうことをやっているのかについて「学ぶ」期間でした。2か月目以降は、『印刷を通じて、社会に貢献する』というテーマで自分の関心のあるプロジェクトを立ち上げていく予定でしたが、その時につまずいてしまいました。印刷を通じて、社会課題を解決したいと色々取り組んでいったのですが、なかなか上手くいかず、苦しかったです。コーディネーターの方にアドバイスされて気がついたのですが、大川印刷がいて、お客様がいて社会課題がある。自分は、お客様を巻き込んで課題の解決に取り組みたいと思っている一方で、お客様の声を聞くことを忘れ、事業に貢献する観点が抜けてしまい、「社会課題を解決したい」という思いだけが先行していました。お客様が思っていることをちゃんと聞き、会社のミッションを実現するために何かできることをしよう、その結果、社会課題解決につながればいいと考えるように変わったとき、進みたい方向が見えてきました。

 Q.今後、どのようなことを頑張っていきたいと考えていますか?

インターンを終えて、理想の経営者像、こうありたいという人物像と、逆に自分に足りない部分っていうのが見えてきました。実家に戻る前に、他の会社でもう少し経験を積みたいと思っていますが、今の自分に足りない部分を磨くための進路を選択したいです。在学中は、後期も休学する予定なので、これから実家の会社でインターンをし、家業を知ることからまずはじめようと思っています。それから、卒業後にどのような経験を積み実家に戻るのが、会社にとっても、自分にとっても良いのかを考えていきたいです。

Q.地域未来創造型インターンシップの魅力は何だと思いますか?

横浜のプログラムって、他のインターンとは違うと思いますね。横浜という大都会だけど地元の良さが残っているところでインターンができることが魅力です。「地域」、「地元密着」というものは、東京のプログラムにはないところだと思います。また、自分にとっては色々なことに挑戦させてもらえる機会があり、とてもありがたかったです。インターン当初は失敗から始まったので、失敗したらどうしよう、と考えてしまっていました。しかし、そのうちに一番まずいことは何もやらないことだ、と気づきました。「失敗も経験にすればいい」と思えるようになりました。社会人になれば、なかなかこのように挑戦できる場はないと思います。会社に入って仕事を任せられるまでに数年はかかるだろうし、もし失敗すれば評価に影響するかもしれません。そういった意味でも、今回のインターンでは「学生」という立場を最大限に活かして挑戦させてもらった気がします。

Q.それでは最後にこれからインターンをはじめる学生へのメッセージをお願いします。

やりたいことあるんだったら、やったほうがいい。あとは、それをなるべく早いうちにやることが大切だと思いますね。

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インタビューへのご協力ありがとうございました!

(氏家)

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