インターンシップ体験談

1・2年生からはじめるインターン

日本一を取った横須賀のパンメーカーで挑んだ半年間。自分の限界に挑戦する中で見えてきた、自分の新しい可能性。

大江 菜月(おおえ なつき) さん

大学・学年:横浜国立大学経営学部2年(当時)/ インターン先:有限会社モリワールド/ インターン期間:2014年9月~2015年3月

今回は2014年9月~2015年3月まで当時2年生で有限会社モリ・ワールド(http://www.mori-world.com/)でのインターンを経験した、横浜国立大学経営学部3年生の大江菜月さんに、ETIC.コーディネーターの関根とインターン生の阿部がお話をお伺いしました。

モリ・ワールドは異国情緒溢れる横須賀で、その土地柄を生かした横須賀カレーパンやスイーツを販売しており、市内で全3店舗のベーカリーの運営や、学校、農産物直売所、百貨店などでパンを販売している企業です。同社で企画・販売している「よこすか海軍カレーパン」は、2010年に行われた第一回 日本全国ご当地パン祭り(全パン連主催)において、人気投票で第一位に選ばれています。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

このインタビューでは、自分の限界に挑戦する機会を通じて見えてきたことや、横須賀という地でローカルに事業を展開する中小企業でのインターンだからこそ知ることのできたことを中心にお話しいただきました。

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関根:大江さんと初めて出会ったのはインターシップセミナーでしたね。 当時はまだ2年生だったけど、そもそもなぜセミナーに参加しようと思ったの?

大江:大学2年生当時は、あと1年ほどで就職活動を迎えるという時期になったものの、将来に向けて自分が何をやりたいかわからず焦っているという状況で、何かに挑戦したいと考えていました。インターンシップと留学のうちどちらかをやろうと思っていたのですが、大学の授業でETIC.のインターンシップの存在を知ったので、まずはインターンシップの説明だけでも聞きに行こうと思いセミナーに参加しました。

関根:インターンと留学で迷っている学生さんはよくいるんだけど、大江さんはなんで最終的にインターンの方を選んだのかな?

大江: 留学は実際に海外に行くまでの準備もかなり必要で、なかなかモチベーションを保ちにくいところもあると思うのですが、インターンの方はセミナーに参加しさえすれば挑戦に向けて自分自身のやる気や熱意も自然と高まっていくと思い、インターンに挑戦する方を選びました。

関根: 長期インターンを通じてどういったものを得たいと思っていたんだろう?

大江:自分がやりたいことや得意なことがわからないのが一番怖い状態だと思っていたので、まずは自分がどういうことに向いていて何が出来るのかを知りたいと考えていました。そのために実際のビジネスの現場での経験をしっかり積んでみたいと思っていました。

関根:将来のイメージをつけること以外に何か知りたかったことや、自分の中で成長させたい部分などはあったのかな?

大江:ちょうどインターンをはじめようと思っていた時期は、サークルの運営やゼミなど他のことも色々とはじまる時期だったので、同時期にそれらをどれだけ自分が効率よく回せるか試してみたいというところもありました。

関根:インターンへの参加を検討している人の中には、インターン以外にも様々なことを抱えていてそれらをきちんとこなせるか心配に思っている人もいると思うんだけど、 大江さんは色々なことを同時進行でこなしていく上で何か意識していたことはあったのかな?

大江:自分は元々無駄な時間を作るのが好きではなかったので、移動時間に大学のレポートをこなすなどして、ぼーっとする時間はつくらないようにしていました。

関根:なるほど。実際にそういう生活をしてみて何か気づいたことはあった?

大江: 何より時間の使い方次第で色んなことが出来るのだなと気付くことがきました。

関根色々なことを抱えながらでも、時間の使い方次第でインターンにも挑戦できる余地は十分にあるということだね。実際インターンを開始してからは、少しずつ段階を踏んで仕事を経験していくことになると思うけど、大江さんはどんなお仕事を任されていったんでしょう?

大江:最初は店舗で使用するポップ、プライス作りの仕事をしていましたが、インターンを開始して2ヶ月ほどたった12月頃から、1つの店舗でのキャンペーン企画をメインに任されるようになりました。そのほか、全3店舗の売上計算のための表や製品一覧表を作ったり、ECサイトのレイアウトを考えたりしていました。

関根:そのキャンペーンというのは、会社としてはどういう意図で行っていたものだったんだろう?

大江:私がキャンペーンを担当することになった店舗は元々売上が落ち込んでいたので、まずは集客をしたいというところからキャンペーンを開始することになりました。客数と客単価のうちどちらを上げるかという話の中で、最終的には客数を上げるための施策を考えていくことになりました。

関根:そうなんだね。客数と客単価のどちらを上げるかというのは経営判断を下すような重要な部分だと思うんだけど、会社の意思決定に対して意見を出したり提案をする機会というのは 結構あったのかな?

大江:5、6ヶ月位経つと「自分の意見をどんどん言っていいのだな」ということがわかってきて、上司である森専務も自分の意見をちゃんと聞いてくれるので、そういった場面でどんどん意見を言うようになっていきましたね。

関根:なるほどね。良かったらキャンペーンの中で取り組んでいたことをもう少し詳しく教えてもらえますか?

大江:キャンペーンでは、商品の割引をするか、何かを買って頂いた時に何かをつけるか、クーポンをつけるか 、バレンタインの時期などに何か特別なプレゼントを提供するか、といった主に4種類の施策を実施していたのですが、 どれが1番お客さんの反応が良いかを見つつ種類を変えて取り組んでいきました。

関根:その中で何か印象に残っているキャンペーンはありますか?

大江:500円以上の金額の商品を購入をしてくれたお客様にドリンクを提供するキャンペーンを実施したのですが、単価を少しずつ変えていってお客さんの反応が良くなっていくというのがとても面白く、印象に残っています。

関根:自分でやったことの反応が見れるのというのは嬉しいよね!

大江:そうですね。実際2月位になると店舗の売上も上がってきて、お店のコンサルタントの方にもお褒めの言葉を頂きました。やはり自分のやったことで結果が出るというのはとても嬉しかったです。月ごとの売上では毎月前年比で10~20パーセント程度売上が向上していました。

関根:インターン期間中は経営者である森専務のすぐ近くで働くという経験をしていたと思うんだけど、その中で何か感じることはあった?

大江:実際に専務と一緒に相談しながら仕事を進めていく中で、自分が大学で学んでいる経営学がちゃんと使えるんだなと思いましたね(笑)。そういったことから大学の勉強に対する意欲も向上しました。

関根:社会人になってから「もっと勉強しておけばよかった」と考える人たちも多くいる中で、大学で学ぶことの意味を知ってそのための意欲が向上したというのはとても大きいよね。ちなみに、大江さんから見て、モリ・ワールドという会社はどんな会社でしたか?また、ローカルなビジネスの現場にいて何か思うところはありましたか?

大江:店舗での販売に加えて、県や市、商工会議所などとの仕事や新規事業である移動販売など、モリ・ワールドは地域に密着した事業も多くやっている会社でした。湘南ヨコスカ小麦を使ってパンを作っていたりだとか、 地元の素材を作ったキッシュを作ったりもして地産池消も推進していましたね。森専務は、中小企業は「まずは地域に根付いてこつこつと事業を展開していかなければならない」ということをおっしゃっていました。すぐには収益につながらない仕事であっても引き受けていて、地域のことを大切に考えた事業運営をしていることは強く感じていました。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

関根:話は変わりますが、インターン期間中はETIC.のコーディネーターからアドバイスを貰う以外に、(※)「アイレボ」にも参加していたと思うんだけど、アイレボが仕事を進める上で何か役に立つことはあったかな?

※ETIC.が月に1回開催しているインターン生の集合研修で、同じ時期にインターンをしている同期生が集まる場。インターンの状況や、仕事の悩みなどをお互いに相談し合うことを通じて、一緒に課題解決や成長していくことを目的に開催している。

大江: アイレボで、インターンでやっていることを人に話すことによって、 その目的や意図を改めて自分の中で整理できますし、同じ学生の目線で鋭いアドバイスを貰えるのでとても役立ちました。

関根:アイレボで特に印象に残っているアドバイスはある?

大江:ECサイトやキャンペーンの話をした際、そもそもキャンペーンは何のためにやっているかを問われたのですが、その時はキャンペーンの意味や森専務の意図をそこまで深く考えたことがなかったので、きちんと理解しないといけないな、とはっとさせられました。

阿部:ここまでは主にインターン期間中のことをお話いただきましたが、自分の方からもインターン挑戦後の変化について少しお聞きしていきたいと思います。大江さんとしてはインターンが終わってから、何か自分の成長できた部分として感じることはありましたか?

大江:少ない時間の中で仕事を完結させなければいけないことも多かったので、 決まった時間の中で情報を処理する能力はかなりついたと思います。また、インターン期間の最後の方では新しいインターン生の方への引継ぎも必要だったので、人に何かをしてもらう時のお願いの仕方であったり、仕事をするときの良い距離感を学ぶことが出来ました。

阿部:そういう力というのは、インターンだからこそ得られたものだったのでしょうか?

大江:バイトやサークルではこれまでそれほど大変なことに挑戦する機会はなく、インターンのように自分の能力の限界まで挑戦する機会は初めてでした。だからこそ成長できたのかなと思っています。

阿部: 比較的規模の小さな会社でのインターンを経験したからこそ、得られたことはありましたか?

大江:今回のインターンを通じて、モリワールドという1つの会社のビジネス全体の流れを見ることができ、また全体の中で自分がどの部分を担っているのかということも教えていただきながら仕事をしていたので、ある程度、1つの会社の事業運営に対する俯瞰的な視点も養うことができたと考えています。

阿部:インターンを経た上でのこれからの目標であったり、今後何か挑戦していきたいことはありますか?

大江:そもそもインターンを開始する前には自分は新しいアイデアを出すような仕事には向いていないと思っていたのですが、インターンで担った業務を通じ、自分は何かを分析してそこから新しい答えを出すような作業が好きで、またそういったことが決して苦手ではないのだと知ることができたので、将来的に社会人になっていく上で、そういった能力を生かせる方向に進んでいきたいと考えています。

関根:最後にこれからインターンに挑戦することを考えている 学生にメッセージをお願いできますか?

大江何事でも少しでも興味があることならとりあえず始めてみて欲しいと思います。何かに挑戦することを迷ってあれこれと考えている時間がもったいないですし、始めてしまえば案外どんなこと出来てしまったりするので、ちょっとでも興味があればすぐ行動に移すべきだと思います。私も元々は慎重派でそういうことが出来ないタイプだったので、挑戦してみたいけど迷っている人はとりあえず何も考えず始めてみてほしいです。

関根:大江さんの今の話に勇気づけられる学生の方もたくさんいると思います。周りの人にもぜひその想いを伝えてみて欲しいなと思います。本日はありがとうございました!

【インタビュアー・編集:関根、阿部】

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